瓢箪の育て方
ひょうたん栽培の様子などをブログで紹介しています。→ おっさんの田舎ごっこ
植える場所 | 日当たりのよい場所 |
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土の準備 | 瓢箪は非常に栄養分を必要としますので春までに十分な土づくりを行ってください。深さ60センチまで |
植える広さ | 株間は180cm位取る一株当たりの面積は4m²位必要 |
植える時期 | 種まきは南関東標準で3月下旬から4月上旬(桜の終わるころ) 温度は20℃から23℃を確保します。 定植は本葉3枚の頃、5月の中旬までは保温対策が必要です。 |
棚・芽かき |
日本では棚で栽培することが多いようですが、外国では地這いのほうが多いようです。スワンやペンギンなど棚では真っすぐになってしまい鳥のようになりません。いろいろ工夫して味のある瓢箪を栽培してください。 基本的に瓢箪は親蔓にはほとんど雌花はつかず、子蔓や孫蔓に着果させます。 棚の場合は親蔓は棚上で摘芯(わき芽はとる)、子蔓・孫蔓は5〜6節で摘芯します。いろいろな説があるので研究してください。 |
開花と受粉 | 開花は夕方から、受粉は夜になります。確実に交雑させないで瓢箪を得るためには人工授粉も有効です。雄花の中心のおしべを雌花の柱頭(めしべ)につけて受粉します。 |
病気と害虫 |
うどん粉病、ウリハムシやウリキンウワバの幼虫が代表的な病気と害虫です。 瓢箪は食用ではないので多めの薬品も有効です。 |
収穫 |
収穫は十分に果実を熟させ明らかに重量が軽くなったころをお勧めします。 完熟していない果実は皮が薄く水漬けでタネだししている途中に割れてしまう事があります。 |
タネだし |
完熟した果実に穴(目的により大きさと位置は自由)を開け棒などにより内部をかき混ぜ水の入るスペースを作った上で水の中に沈めます。 気温によって異なりますが、10日間から4週間で内部と表皮の部分が腐り簡単に取り除くことができます。(この時の匂いは大変臭いのでご近所迷惑にならない様に!!!) 十分水洗いできれいにした上で一気に太陽で乾燥させてください。乾燥が遅れるとかびが発生してきれいにできなくなります。 |
発芽温度 | 20℃から23℃ |
発芽期間 | 3日から10日 |
栽培期間 | 約100日から120日 |